オフロードのコンパイルオプション、OpenMP* オプション、並列処理オプション
このセクションでは、オフロードコンパイル、OpenMP*、および並列処理に関連するコンパイラー・オプションを説明します。
親トピック:
コンパイラー・オプションの詳細
device-math-lib
特定のデバイス・ライブラリーを有効/無効にします。これは古いオプション (非推奨) で、将来のリリースで削除される可能性があります。
fmpc-privatize
マルチプロセッサー・コンピューティング (MPC) 統合並列ランタイム向けのスタティック・データのプライベート化を有効/無効にします。この機能は ifort でのみ利用できます。
fopenmp
-fopenmp は古いオプション (非推奨) で、将来のリリースで削除される予定です。
fopenmp-device-lib
OpenMP* ターゲット向けに特定のデバイス・ライブラリーを有効/無効にします。
fopenmp-target-buffers、Qopenmp-target-buffers
一部の OpenMP* オフロード SPIR-V* デバイスでターゲット・オブジェクトが 4GB より大きい場合に不正なコードを生成するという問題を解決する方法を有効にします。この機能は ifx でのみ利用できます。
fopenmp-targets、Qopenmp-targets
OpenMP* 機能が有効な場合、指定した GPU ターゲットへのオフロードを有効にします。この機能は ifx でのみ利用できます。
par-affinity、Qpar-affinity
スレッド・アフィニティーを指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
par-num-threads、Qpar-num-threads
並列領域で使用するスレッド数を指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
par-runtime-control、Qpar-runtime-control
シンボリック・ループ境界のあるループのランタイムチェックを実行するコードを生成します。この機能は ifort でのみ利用できます。
par-schedule、Qpar-schedule
ループ反復のスケジュール・アルゴリズムを指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
par-threshold、Qpar-threshold
ループの自動並列化のしきい値を設定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
parallel、Qparallel
安全に並列実行できるループのマルチスレッド・コードを生成するよう自動並列化に指示します。この機能は ifort でのみ利用できます。
parallel-source-info、Qparallel-source-info
OpenMP* または自動並列化コードの生成時にソースの位置情報の出力を有効または無効にします。この機能は ifort でのみ利用できます。
qopenmp、Qopenmp
OpenMP* 機能を認識して、並列化機能が OpenMP* ディレクティブに基づいてマルチスレッド・コードを生成できるようにします。
qopenmp-lib、Qopenmp-lib
リンクに使用する OpenMP* ランタイム・ライブラリーを指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
qopenmp-link
スタティックまたはダイナミック OpenMP* ランタイム・ライブラリーへのリンクを制御します。
qopenmp-offload
TARGET ディレクティブの OpenMP* オフロードコンパイルを有効/無効にします。この機能は ifort でのみ利用できます。
qopenmp-simd、Qopenmp-simd
OpenMP* の SIMD コンパイルを有効/無効にします。
qopenmp-stubs、Qopenmp-stubs
シーケンシャル・モードで OpenMP* プログラムのコンパイルを有効にします。
qopenmp-threadprivate、Qopenmp-threadprivate
OpenMP* threadprivate の実装を選択できます。
Qpar-adjust-stack
ファイバーベースのメインスレッドのスタックサイズを調整するコードを生成するようにコンパイラーに指示します。この機能は ifort でのみ利用できます。
Xopenmp-target
ターゲットのデバイス・コンパイル・ツール・チェーンの指定されたツールに渡すオプションを有効にします。このコンパイラー・オプションは OpenMP* オフロードをサポートします。この機能は ifort でのみ利用できます。