gen-dep

現在のコンパイルでビルドの依存関係を生成するようにコンパイラーに指示します。

構文

Linux*:

-gen-dep[=filename]

-no-gen-dep

macOS*:

-gen-dep[=filename]

-no-gen-dep

Windows*:

/gen-dep[:filename]

/gen-dep-

引数

filename

出力ファイルの名前。パスを含めることもできます。

filename を指定する場合、[Q]MFfilename オプションを指定した場合と同様になります。filename を指定しない場合、[Q]MD または [Q]MMD オプションを指定した場合と同様になります。

デフォルト

-no-gen-dep または /gen-dep-

コンパイラーは、コンパイルでビルドの依存関係を生成しません。

説明

このオプションは、現在のコンパイルでビルドの依存関係を生成するようにコンパイラーに指示します。ビルドの依存関係には、INCLUDE 文や USE 文でアクセスされる .mod ファイルを含むすべてのファイルのリストが含まれます。

filename を指定しない場合、依存関係は stdout に記述されます。

gen-depformat オプションを指定して、生成されたビルドの依存関係の出力形式を指定します。

gen-dep オプションを指定し、gen-depformat を指定しない場合、出力形式は、make ユーティリティーで使用できる形式になります。

fpp オプションを使用して、#include ファイルを処理した場合、これらのファイルもビルドの依存関係のリストに表示されることに注意してください。

ソースをコンパイルせずにビルドの依存関係情報を生成する場合、syntax-only オプションも指定する必要があります。

IDE オプション

Visual Studio*: [Output Files] > [Build Dependencies] (/gen-dep)

[Output Files] > [Emit Build Dependencies to File] (/gen-dep:filename)

[Output Files] > [Build Dependencies File] (/gen-dep:filename)

代替オプション

gen-dep (filename を指定する場合)

Linux* および macOS*: -MF

Windows*: /QMF

gen-dep (filename を指定しない場合)

Linux* および macOS*: -MD または -MMD

Windows*: /QMD または /QMMD

関連情報