インライン展開オプション
このセクションでは、インライン展開に関連するコンパイラー・オプションを説明します。
親トピック:
コンパイラー・オプションの詳細
finline
!DIR$ ATTRIBUTES FORCEINLINE で宣言された関数をインライン展開します。
finline-functions
単一ファイルのコンパイルにおける関数のインライン展開を有効にします。
finline-limit
インライン展開される関数の最大サイズを指定します。
inline
関数のインライン展開のレベルを指定します。
inline-factor、Qinline-factor
上限を定義するすべてのインライン展開オプションに適用する比率を指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
inline-forceinline、Qinline-forceinline
コンパイラーがインライン展開を行えるところは、どこでも関数をインライン展開します。この機能は ifort でのみ利用できます。
inline-level、Ob
関数のインライン展開のレベルを指定します。
inline-max-per-compile、Qinline-max-per-compile
コンパイル単位全体に適用されるインライン展開回数の最大値を指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
inline-max-per-routine、Qinline-max-per-routine
インライン展開処理で特定のルーチンにインライン展開される回数の最大値を指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
inline-max-size、Qinline-max-size
インライン展開処理時に大きなルーチンと判断されるサイズの基準を指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
inline-max-total-size、Qinline-max-total-size
インライン展開時のルーチンサイズの上限を指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
inline-min-caller-growth、Qinline-min-caller-growth
プロシージャーのサイズ n を指定します。サイズが n 以下のプロシージャーは、インライン展開したときに呼び出し元のサイズの増加に寄与しません。この機能は ifort でのみ利用できます。
inline-min-size、Qinline-min-size
インライン展開処理時に小さなルーチンと判断されるサイズの基準を指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。
Qinline-dllimport
dllimport 関数をインライン展開するかどうかを指定します。この機能は ifort でのみ利用できます。