[オプション]: [Advanced] ダイアログボックス

[Advanced] ページを表示するには、[ツール] > [オプション] > [テキスト エディター] > [Fortran] を展開して [Advanced] を選択します。ここで、テキスト編集の詳細オプションを指定します。

ブラウズ/ナビゲーション・セクション

[Collect Object Browser information]: 階層ツリーでプロジェクトのプロシージャーを表示するには、このオプションを選択します。これを有効にすると、[表示] > [オブジェクト ブラウザー] を選択して、プロシージャーを表示できます。

[Disable Database]: コード・ブラウズ・データベースの作成を無効にするには、このオプションを選択します。これにより、遅いマシンではパフォーマンスが向上することがあります。データベースを無効すると、コードブラウズ情報に依存するすべての機能は動作しなくなります。

[Enable Database Saving/Loading]: 収集データをディスク上のファイルに保存し、プロジェクトを開いたらすぐにすべてのソース参照機能を利用できるようにするには、このオプションを選択します。このオプションを無効にすると、コード参照データベースはバックグラウンドでソースを解析して生成されるため、コード参照情報に依存する多くの機能はその処理が完了するまで利用できません。有効にすると、プロジェクトの保存時およびロード時にやや時間がかかります。

[Enable Find all References]: シンボルが参照されているコード個所を表示するには、このオプションを選択します。このオプションを有効にすると、右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから [Find All References] を使用して、選択されたシンボルの参照リストを表示できます。参照を検索するには、その参照をダブルクリックします。

[Enable Go To Definition]: オブジェクトの定義へ素早く移動する機能を有効にするには、このオプションを選択します。このオプションを有効にすると、右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから [Go to Definition] を使用して、選択されたオブジェクトが宣言された場所を見つけられます。必要に応じて関連付けられたソースファイルを開けます。([Scan system includes] オプションも有効な場合、システムモジュール (IFWINTY など) で宣言されたオブジェクトにより、そのモジュールに関連付けられたソースも開きます。)

[Scan system includes]: システム・インクルード・ファイルをスキャンするには、このオプションを選択します。このオプションは次のオプションとともに使用します: [Collect Object Browser information][Enable Find all References][Enable Go To Definition]

組込み関数セクション

[Enable Intrinsic Parameter Info]: 組込み関数およびサブルーチンの引数情報を表示するには、このオプションを選択します。このオプションが有効な場合、組込みプロシージャー名と開き括弧をタイプすると、そのプロシージャーの情報と引数が表示されます。

[Enable Intrinsic Quick Info]: マウスポインターが組込み関数名またはサブルーチン名に移動したときに追加情報を表示するには、このオプションを選択します。

その他のセクション

[Enumerate Comment Tasks]: コメントが含まれるソースファイルからなるタスクの一覧を表示するには、このオプションを選択します。コメントは ! 文字で始まり、TO DO などのトークンが後に続きます。有効なトークンは、[ツール] > [オプション] > [環境] > [タスク一覧] にリストされています。このオプションが有効な場合、[表示] > [タスク一覧] のタスク一覧から [コメント] を選択できます。リストのコメントをダブルクリックすると、その場所へジャンプできます。

[Highlight Matching Tokens]: 識別子のハイライト表示と、ブロック区切り記号マッチングを有効するには、このオプションを選択します。このオプションを有効にすると、識別子にカーソルを合わせたときに、その識別子への参照がすべてハイライト表示されます。

アウトライン・セクション

[Enable Outlining]: プログラムユニット全体を折りたたむには、このオプションを選択します。このオプションが有効な場合、PROGRAM、SUBROUTINE、FUNCTION、MODULE、BLOCK DATA 文でマイナス (-) またはプラス (+) 記号をクリックできます。

[Outline Statement Blocks]: IF や DO などのブロック構造を折りたたむには、このオプションを選択します。[Enable Outlining] オプションも選択する必要があります。