qopt-for-throughput、Qopt-for-throughput

プログラムがシングルジョブ・モードで実行されるか、マルチジョブ・モードで実行されるかに応じて、コンパイラーがどのようにスループットを最適化するかを決定します。この機能は ifx でのみ利用できます。

構文

Linux*:

-qopt-for-throughput[=value]

macOS*:

なし

Windows*:

/Qopt-for-throughput[:value]

引数

value

"multi-job" または "single-job" の値になります。value が指定されていない場合、デフォルトは "multi-job" です。

デフォルト

オフ

このオプションを指定しないと、コンパイラーはスループットのパフォーマンスを最適化しません。

説明

このオプションは、単一ジョブとして実行されるプログラム、または複数ジョブ環境で実行されるプログラムのどちらにスループット・パフォーマンスを最適化するかを決定します。

コンパイラーは、異なる方法で単一ジョブと複数ジョブのメモリーの最適化を調整します。例えば、ループタイリングとプリフェッチのコストモデルは、単一ジョブと複数ジョブでは異なります。単一ジョブを実行する場合は、より多くのメモリーが利用可能であり、チューニングも異なります。

オフロードが有効な場合、このオプションは、ホストコンパイルにのみ適用されます。オフロードは、ifx を使用する場合にのみ有効にできます。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし